六曜のゲン担ぎ

 危険な暑さの日々が続いている。熱中症警戒アラートが連日でている。すでに、37度を超える温度を記録するほどにまで、気温が上昇中である。今のこの時期で、こんなに暑ければ、真夏になると、どんだけ暑くなるのか、今から心配になってくる。




連日の暑い日々に呼応して、今年の夏は政治決戦のように熱い政治の時間が訪れてきた。今年の参議院選挙は、今日公示されて7月20日(日)に投開票が行われる。20日が投票日と最初聞いたときには、嘘やんって思った。7月には海の日という祝日があり、これは第3週の月曜日としている。かつて、ハッピーマンデーと呼ばれる、三連休化を目指して設置されたものだ。その三連休の真ん中の日を参議院議員選挙の投票日にするとは、σ(-"-) 頭の片隅にもなかった。


これまではゲンを担いで、大安の日曜日が投票日とすることが通例となっていた。カレンダーからすると6日の日曜日が大安である。それ以外は、大安の日曜日はない。とすると、大安の次にゲンの良い日は友引だと思う。こちらは、27日の日曜日が友引である。

それ以外の日曜日を見てみると、13日の日曜日は赤口、20日は先勝という並びとなっている。”赤口”は陰陽道での「赤口神」のもとにいる八鬼の鬼神「赤舌神」に由来している。赤舌神は、人々や生き物を苦しめる極悪の神とされていることから、お祝い事などは避けた方が無難とされている。これでは、13日の日曜日は投票日に設定することにはちとふさわしくない。


”先勝”は「先手必勝」つまり「先んずれば勝つ」といった意味をあらわした日だ。これだけを見ると、良い日であるようにも思える。しかし、”先勝”の日は何事も早めに済ませることが重要で、良い運勢は午前中のみといわれています。投票をしても、開票をしないと結果はわからない。ということは、夜から深夜もしくは翌朝まで開票はかかるのだから、投票日に設定するにはあまりゲンの良い日とは言いにくそうだ。幹事長の言いなりみたいな石破ちゃんは、何故あえてこの日を投票日に選んだのだろう?

ひょっとすると、選挙は先手必勝、投票行為が大事なので、午後からの運気が落ちるのは無視しても良いとの判断なのか?それとも、近頃は期日前投票に行く人が多いから、六曜のゲンを担ぐことも必要ないと判断をしたのかもしれない。

それとも、参議院選挙の前哨戦といわれる都議会選挙でも苦戦したので、参議院選挙の投票率を上げないためにも、わざとに3連休の中日にしたのではないかと訝しんでいる。かつて、シンキロー森総理は、自民党が負けるので無党派層には選挙に行ってほしくない、とかほざいていたしな。ほんと、自民党も公明党も政権与党になっている政党は、セコイというか、汚いというか、腐っているよなぁ。


なりふり構わず、なんとしてでも生き残ってやろうってする体質が、如実にあらわれている。おコメを舞台とした小泉劇場で老人やご婦人たちを誑かし、買収といわれようと現金給付を決める、裏金議員も陰で支援して交付金を支給したり、ステルス詐欺といわれようとも当選すれば大っぴらに公認する、もうこんな誤魔化しばかりの政党には大きな顔をして政権を取られているようではいけないのではないだろうか。もっといえば、SMバー宮澤ちゃんみたいに、税金を取ることしか考えていないで、財務省の代理人となって庶民を困らせて喜んでいるのが、自民党と公明党(増税派の立憲民主党や、教育の無償化とか言いながら肩透かしをした日本維新の会もこの仲間みたい)ともいえる。

今回の参議院選挙では、ヒョットコ顔の麻生君の時と同じように、少しは(メッチャ効く)お灸をすえてあげないと目が覚めないんじゃなかろうか。


確か、アホノミクス安倍ちゃんは第一次安倍政権時に夏の参議院選挙で惨敗して、9月に総理大臣を辞任したはずだ。その言い訳が、「お腹が痛い」だったかな。もっとも、今の自民党は政権を手離しても目が覚めないままなのかもしれない。それでも、自民党や公明党や、批判しかできない立憲民主党とかは、消費税を上げることばかり考えている財務真理教の方々に舐められないように、他の野党のみなさん、しっかりして一矢報いてくださいな。










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