関税は減税

 台風5号は北の方向に進路を決め、現在は関東に接近中で、明日には北海道に上陸するそうだ。この時期に台風が日本上陸とは、あまり聞いたことがない状況である。おまけに、遠く離れている西日本でも大雨が降るそうだ。特に、東海地方では線状降水帯が今後発生するので注意を呼びかけられている。




東側陣営のジャイアンとして君臨している影武者疑惑のプーチンと、東陣営のスネ夫こと豚のプーさん習金平がなにやらこそこそしている。ここに、三代目のおデブチャン金正恩ブーが絡んできているみたいだ。ウクライナのことや台湾のことで、いらぬ知恵をしぼっているのか。どうも、あちらの世界の情勢はキナ臭い。


かたや、西側陣営のジャイアンとして名乗りを上げたトランプ大統領閣下、スネ夫君のEUといじめられっ子のび太くんとしてのジャパンに、トランプ関税を書簡で通知してきた。童謡なら、お手紙を食べてしまって、何が書いてあったのかを問うて再度お手紙をだし、またまたお手紙食べちゃうなんてことになるんだけれど・・・

現代では、ネットやSNSがあるから、書かれた書簡の中身は周知の事実となってしまっている。それにしても、交渉が上手くいかないからって、書簡で通知というのは、ちとひどすぎる。ドラえもんに出てくるジャイアンでも、そこまで手抜きはしないのじゃないかな。あまりにも、交渉が上手くいかなかったので、いら立っているのかもしれない。しかも、書簡での一方的な通告をするということも、「だって、プーチン君も同じことしてるんだもん、いいじゃん。」って言っているみたいなもんだ。どちらのお方も世界を騒がせる、困った人々だ。


さて、トランプ関税をそんなにかけまくると、アメリカ国民の財布に直撃するのに、よくトランプ大統領閣下さまは関税をかけられるものだ。通常に考えると、関税をかけるとその商品を輸入した輸入業者が支払う義務がでる。その結果、商品の価格を上げざるを得ないので、物価も上昇しインフレとなる。その結果、経済成長は減速せざるを得ないと思う。

しかし、トランプ大統領閣下さまは、アメリカ市場は世界から注目をあびるとても良い市場であり、誰もが参入したがっていると思い込んでいるみたいだ。こんなに良い市場で今と同じだけの量を売るために、輸出業者は自分たちの利益分を下げてでも、商品をアメリカに入れてくる。関税をかけても、輸出業者がアメリカ市場での販売を維持するはずである。そのためには、(ある程度)関税分については自分たちの利益を圧迫させても(商品化価格を下げてでも)輸出するはずなので価格上昇は起きない。関税分だけアメリカ政府には増収となる。その増収分を財源としてアメリカ国内においては、国民に対して公約である減税を実施することが可能となる、と判断しているようだ。


どうも、自分に都合よく話を作り上げているような気がする。そういえば、アホノミクスとかいう政策も、トリクルダウンだとか、物価上昇による賃上げとか、眉唾の話で日本経済を停滞させた安倍とか黒田とか、いわゆるリフレ派理論をかざした変な人もいたなぁ。

漫画の「ドラえもん」なら、ここで青いネコ型ロボットが登場して、その時々の障害を乗り越えるための未来からの秘密の道具をのび太君に渡していることだろう。しかし、のび太君は「してはいけない」といわれていることだけを、秘密の道具を使って忠実に実行してしまうので、当初よりも悲惨な結果を導き出してしまうものだ。


はたして、日本さんはトランプ大統領閣下さまに、どんな交渉を展開するのだろう。参議院選挙の結果によっては、大どんでん返しのまさかと思うような、虎の尾っぽを踏んでしまったりして、世界を壊滅的な破壊に追いやってしまうようなことはしないだろうな。




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