恐怖の住民税

 朝方に降っていた雨は、10時前にはあがり、晴れ間も出てくるようなお天気へと変わっていった。今日には、九州地方と四国地方が梅雨入りをしたそうだ。ここ近畿地方もそろそろ梅雨入りすることだろう。




住民税のお報せが、郵送されてきた。昨年10月に定年退職をしたのだけれども、会社の手違いでσ(-"-) の居住地のところに、申請をしていなかったため昨年の11月から住民税の請求はなかった。なんでも、その間は会社の方に請求をしていたみたいだけれども、当該本人は退職済みなので、住民税の請求は宙に浮いていたらしい。

会社がようやく、重たい腰をあげて退職の件を居住地に連絡したようで、この6月末までに11月から5月までの7か月分の市民税の支払いを求めてきている。ここの市民なので、当然払わなければならない税金だ。しかし、一気に7か月分とは・・・


もっとも、この市民税は払わなければならないことは、重々承知の介のことなので、仰せの通り支払わせていただく。でなければ、延滞の利息とかが発生して、より高い税金を支払う必要があるもんね。まぁ、ここまでは想定内のことなので、お支払いはさせていただきます。

ところが、このお報せとはべつにもう一通のお報せも来ている。開けてみると、令和7年度分の住民税のお報せになっている。今年の6月から来年の5月分までの住民税が案内されている。年金生活になっているので、そんなに高いわけはないだろうと思ってよく見ると、腰が抜けそうになった。昨年と同額と言っても差し支えのない金額じゃん。これを4回にわたって支払えとな?ご無体な。そんなお金何処にあるねん。σ(-"-) 金の生る木を持っているわけもなく、打ち出の小槌もないんやで~~。


今回のσ(-"-) に来た2通のお報せを合計すると、なんと100万円を優に超える金額になっている。これって、σ(-"-) の年間にいただける年金額の半分を超えて60%に近い金額だ。おいおい、これで所得税とかも来たりしたら、お国からもらっている年金のほとんどをお国に返すようなもんじゃん。言っちゃあ悪いけれども、こんな年金生活者から税金を持っていくとは不届き千万だ。こんなに年金から税金を持っていっておいて、憲法で保障されている「健康で文化的な生活」をどうやって送れっていうのさ。年金をもらいながら、税金を払って生活保護を受けなければならないなんて、洒落にもならない。

♪♪♪

税金は議員さんのもんとちゃうから 

勝手につこうたら あかんのやで~

住民税は役所のもんとは ちがうんやで~

所得税も 財務省の もんとは ちがうんやで~

国がとったら 酷税で

市がとったら 死税やで~

あわせて取って 酷死税やおまへんか~

こらホンマやで~


♪♪♪

いまや、年金生活で収入は雀の涙の国からの支給だけ。それで、現役と同額の住民税ってあまりにもひどすぎやしませんか。住民税を払ったら、もらった年金、残りませんぜ。こりゃひどい。現役の頃は、収入があるから仕方ないと思っていたけれども、収入がない身にとって、この住民税は酷税でしかない。どうやって、この酷な税金を支払おうか、支払い日まで考え込まざるを得ない。老人には住みにくい国になったものだ。

おコメがたかいとか、物価が上がったとかよりも、もっと切実な税金の高さが身に沁みる。この国って、取れるところからはなんぼでも税金を取りまくる。そのくせ、議員たちは自分たちは税金を払わなくても良いし、あとから修正して重加算税や延滞税を払ったことなど聞いたこともない。そういや、あの萩生田クンは裏金に対して税金を払ったとか聞いたことないぜ。”自分には優しく、他人や老人に厳しく”ないと生きていけなさそうな日本国に成り下がっちゃってるな、悲しいことに。


定年退職して年金生活になって分かったことは、まじめに働く者が損をするような社会、嘘つきだけが跋扈している社会。いつのまにか、日本人本来の良さが消えたうすら寒い社会がそこにはあった。




コメント

このブログの人気の投稿

移転するんですって

名店が帰って来た Me B.B.Q

夏休みもあと少し