原油が下がってきてるのにガソリンは何故か高い
ゴールデンウィークも、残り2日となってしまった。今日も、天気は穏やかで安定していそうだ。もっとも、夏日になりそうな雰囲気ではあるけれども、行楽にはもってこいの天候だと思う。そういえば、大阪万博も入場者がこのゴールデンウィークで200万人を突破したらしい。なかには、間違えて55年前の万博公園の方に行ってしまう人も多いらしい。たしかに、大阪に万博の名の付く駅があるのだから、紛らわしいことには違いない。
原油価格が下がってきている。かつては一バレル100ドルを超える超高値となり、その後は100ドルは切るものの、結構、高値安定の時代が続いた。昨年あたりからは60ドル前後で推移していたのだと思う。(もう、リタイアしたのでチェックをしていないので、詳しいことは近頃とんとわからなくなってしまっています。)
ところが、こちらもトランプ関税の連鎖かと思えば、なんとサウジアラビアが「今後さらなる減産で原油市場を支える意向はなく、原油安が長期間続いても対応できる」と発言したことが発端だそうな。
サウジアラビアが原油の増産に踏み切るという事は、きっと財政的に厳しい状況が続いているのではないだろうか。脱化石燃料を進めている中で、原油を増産して安くなったとしても、そんなに容易く販売量が増えるものなんだろうか?
かたや、原油指数であるWTIが60ドルを切ると、ロシア産の原油は赤字になるといわれている。ウクライナへの侵略戦争の戦費を原油の売却益で賄ってきたプーチン大統領にしたら、すごい痛手となるのではないのかな。これで、中東の産油国が生産量を増やしでもしたら、原油安が継続していくこととなる。となると、ロシアは侵略戦争を続けることができなくなるほどの体力を消耗することになる。うがった見方をすると、アメリカが戦争終結に向けての支援策を練って来たのかな。
このまま、原油価格が素直に下落してくれると、ありがたいこっちゃ~。けど、σ(-"-) が覚えているのは、一バレル120ドルを超えている時でも、今ほどガソリンは高くはなかったぞ。いくら円安になっているとはいえ、今のガソリン価格は高すぎるんじゃ~ねぇの。かつての車と比べて、今の車なんて燃費は2倍以上になっている。自動車メーカーの燃費開発競争のおかげだと思う。にもかかわらず、毎月の家計に占めるガソリン代は半額にはなっていない。円安の影響だといわれても、155円から145円に円高になったからと言って、街中のガソリンスタンドの値段は微動だにしていないぞ。
やっぱり、税収を減らしたくない財務省がガソリンを狙い撃ちにして、なんとかガソリンも価格を下げないようにしているのか。とにかく、国はインフレを目指して価格を高値維持したいし、財務省は税収をたんまりと徴収したいという思惑が透けて見える。
ガソリンについては、二重課税の問題や暫定税率が一番の問題なんだろう。老後のシニアライフを安定して暮らせるようにしてもらいたいものだ。これまで、サラリーマンで働いている時も、しっかりと税金を徴収されてきたんだし・・・このあとの、シニアライフでも少ないスズメの涙の年金から、まだまだ税金を徴収し続けられてら、この国での生活の行先はお先真っ暗でっせ。乾いたタオルでも知恵を出せば水が出る」って豊田英二さんは言ったらしいけど、それはまだ余裕があるときの事だっせ。”乾ききったタオルを絞り過ぎると血が出”まっせ。もっと、世間の生活に目を向けておくんなはれや、政治屋はん。
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