早朝営業って本当に必要なの?
ゴールデンウィークも終盤に入っている。そろそろ、高速道路の渋滞情報が効かれ始めるころだ。あんなに渋滞して、普段の3倍くらいの時間がかかる高速道路でも、通常の料金を支払わなければならないなんて信じられない。せっかく、ストレスなしの高速移動をしようと思って、高速道路を利用しているのに、ノロノロ運転のストップ&ゴーの繰り返しで、かえってストレスを高めて、なおかつ高額の高速料金を徴収されるなんて、”ぼったくり”も良いところだと思ってしまう。
家のすぐ近くにスーパーマーケットが2軒ある。歩いても行ける距離に2軒もあるのは、本当にありがたい。もっとも、買い物をして帰りしなは重い荷物を持って帰るのが面倒なので、車でいつも行っているけれども・・・なんせ、毎回の買い出しで水やらお茶やらアイスコーヒー、牛乳ととにかく重いものを買うので、致し方ないと思っている。
この2軒のスーパーマーケットのうちの1軒、Mスーパーは月に1度、朝8時から営業を行う。この日は、特にお得な商品が多いので、朝一からお客さんがどこから湧いて来たんだというほど、たくさんやって来る。今や年金生活の σ(-"-) も、お得な商品を目指して朝一からMスーパーへ向かうことになる。
今日も、朝早くからお客さんでごった返している。そのお客さんは、ほとんどがσ(-"-) と同じ年金生活者とおぼしき、ジジィさまとババァさまである。そりゃ、なんといっても月に一度の安売りなんだから、混雑もするわな。なおかつ、数量限定とか売り切りとか、店内では我先に買わないと、商品がなくなってしまうと、店内放送でも煽ってくる。
そのせいか、どのお客様もスーパーカゴを2つも3つも抱えて買い物をしている。今月は、4月15日に支給された年金がしこたま残っている状況なので、いつにもまして買い物に励んでいらっしゃる。σ(-"-) も、カゴに二杯分をしっかり買い物をさせていただきました。
しかし、月に一度とはいえ早朝から営業しないといけない従業員の方は大変だろう。特に、生鮮食品を扱う人たちは、ただでさえ早い出勤時間を一時間早めて出勤しないとならないはずだ。レジの方々も、出勤時間を早めないといけないし勤務時間のシフトの関係でレジ要員が少ない中で、、お客さんの普段より多い買い物をキャッシャーしないといけない。こりゃ、レジも混雑するはずで、買い物をしてもなかなかお会計が出来ずに待たされてしまっている。
なんだか、月に一度の特売でお客さんを呼び寄せてはいるけれども、かえってサービスの低下を招いて、評判を落とすようなことにもなりかねない。おそらく、従業員にとってもそんなにやりたい営業政策ではないのではないかなぁ。売り上げが上がるのはありがたいけれども、忙しいし、利益は付いてこないし、朝早くからの勤務で生活リズムもかわるしね。
近頃は、働き方改革が叫ばれているけれども、通勤時間のことを考えたり、商品をお店に出してきちんとそろえることを考えたら、労働環境って悪くなるんじゃないのかな。どんなに頑張っても、地域の人の胃袋の数はそんなに変わらないから、売上も月で締めたら変わらないんじゃないかとも思う。生活リズムを壊さずに、働く方もバイオリズムを守って、気持ちよく働ける方が、サービスとかもよくなるんじゃないのかなぁ。
いつも通りの営業でも十分だと思うけれどもなぁ~。昔は、10時開店が当たり前だったのに、すでに1時間も早くなっているんだし・・・そのほうが、σ(-"-) も朝早くから準備してお店に行かなくても済むしね。朝一時間早くなると、通勤時間にも出くわすので、車も渋滞しがちだし、自転車での通学や通勤も多くなるので、運転にいつも以上の注意が必要となるんだよな。Mスーパーさん、持続可能な社会の実現が叫ばれていることだし、これからは月一度の特売セールも、通常の時間で営業しませんか。
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