グッドジョブ! マクドナルド
待ちに待った初夏の陽気がやって来た。昨日までの天気が嘘のように、スカッと晴れ渡った空が頭の上に広がっている。5月らしい、さわやかな気候だ。(少し、気温が上がり過ぎて、汗ばむけれどもね。)それでも、とても過ごしやすい日中となった。ありがたいこっちゃ~
久々に良いニュースを聞いた気がする。それは、マクドナルドがレジ袋の有償化廃止を決めたっていうニュースだ。「マクドナルドはレジ袋を刷新すると発表した。植物由来のバイオマスプラスチックの比率を従来の50%から95%に引き上げるとし、長崎県内のマクドナルド店舗で今月14日から導入し、今後は拡大していくという。また、この刷新に合わせ、長崎県内で1枚5円で実施していたレジ袋の有償販売を終了し、14日から無償提供に戻すという。」
目立ちたがりの小泉進次郎が環境相だった時に、左巻きの人たちの意を受けて打ち出した、レジ袋の有償化は天下の愚策だ。ポピュリズムの最たるものともいえる。進次郎は何にも考えていないことが良くわかる。
大体、多くの国民はレジ袋を無駄使いなぞしていない。レジ袋の多くは、ゴミ袋として再利用したりしている。小泉進次郎がレジ袋を目の敵にしていたけれども、レジ袋がなくなったために、多くの人はごみ袋にするためだけに新たにプラスチックの袋を購入しなければならないという、大変ばかばかしい行動を強いられている。もう、落語にでもなりそうだ。
さらに、レジ袋を有料化にしてからは万引きの件数が大幅に増えてしまっているって、お店の人が声を潜めて教えてくれた。
環境問題のことを言う人もいるけれども、レジ袋が有料になってから、ごみのポイ捨てが非常に多くなっている。日本では、かえって環境に悪い政策となっているのに、見て見ぬふりをする、環境擁護派の人たち。
脱プラスチックで紙袋へという話もあるけれども、もともとプラスチックが主流になったのは、森林保護のため「紙」の利用を少なくするためだったはず。歴史的な流れを無視して、その場限りのポピュリズムでしか判断できない、小泉進次郎くんでは政策決定をするのに無理があったのは自明の理。
そして、今回のマクドナルドの決定ですごいことは、レジ袋を無料にするってことだけではない。環境に配慮した素材を使ってレジ袋を作り、そのうえでレジ袋を無料としたことだ。こんなレジ袋がどんどん増えていけば、レジ袋を環境面から有料にするという口実もなくなる。解決の方向性を示しつつ、環境にも配慮するという、最適解をマクドナルドが示したのではないだろうか。さすが、マクドナルド! グッドジョブだぜ。
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