フォートノックスの金塊はあるのか

 昨日は、東京では5年ぶりに積雪を観測したというニュースが流れている。もう、お彼岸の中日の”春分の日”だというのに、雪が降るなんてえらいこっちゃ。あわてて、冬の装いをしているけれども、今日までは寒波が日本に居座るのだとか。

その後、週末は初夏の陽気にまで気温が上がるとの予測だ。そういえば、昨年も冬がようやく終わったと思ったら、いきなり初夏の陽気となり、そのまま春は飛んでしまったかのようだった。秋も来ることがなく、いつまでも夏の暑さが続いていると思っていたら、一挙に冬の寒さがやって来た。ここしばらくは、四季から二季へとなってしまったかのような異常気象が続いている。




金の価格がうなぎのぼりで上がっている。昨日は、ついに一オンスあたり3,000ドルを超えて史上最高値に到達した。戦時の金とは言われるけれども、和平調停に恫喝が得意なトランプちゃんが動いているにもかかわらず、金の価格が上昇するのは、まだまだ戦争が続くと考えているのか?

そんな中、風呂敷を広げたがるイーロン・マスクちゃんが”フォートノックスの金塊”が実際にあるのかどうかを、調査すると言っています。「フォートノックスの金塊は、米国大衆のもので、私たちは金がそこにまだあるのかを知りたい。」という事なんだとか。っていうことは、イーロン・マスクちゃんは、金塊がそこにはもうないって思っているってことだよねぇ~


財務省は、セキュリティー上の理由から、フォートノックスに訪問者が訪れることを許可してこなかった。このため、米国社会では、フォートノックスに実際に金がないとか、金を売ったという陰謀論が出てくることとなっている。

とすると、イーロン・マスクちゃんは、この陰謀論を信じているっていうことだよね。しかし、イーロン・マスクちゃんが調査して、もし本当に金塊がないとなれば、これはこれでえらいことになるみたいだ。


ますは、ドル基盤への致命的な打撃となる。そして、為替の暴落やハイパーインフレの可能性が出てくる。次に、政界経済へのドミノ効果としての米国債券の投げ売りやグローバルな引用の収縮が訪れる。さらには、金市場の異常事態として金価格のさらなる暴騰、代替資産へのシフトが加速される。その後は、政治的・社会的な混乱へと突き進むことになる。

それでも、イーロン・マスクちゃんはのどから手が出るほど、金の存在を実証したいのだろう。フォートノックスの金塊は、財務省の総供給量の約59%相当の1億4730万トロイオンスにものぼるとされている。現在、アメリカ政府はこの金塊を、政府が定めた1トロイオンス当たり42.22ドルの帳簿価額に基づいて評価している。


この、帳簿価額がイーロン・マスクちゃんの、調査を進める動機だろう。DOGE担当のイーロン・マスクちゃんにしてみれば、コストカッターとして雇用に手を付けている最中、財政赤字のアメリカ財政を立て直せる千載一遇のチャンスだからねぇ~

帳簿価額を今の市場価格にするだけで、現在の60億ドルの評価をでしかない保有金塊を約4400億ドルの評価へとかえることができる。まるで、手品だ。こうなれば、今のアメリカの財政赤字も利息に追い回される状況からも一息付けるはずだ。という、イーロン・マスクちゃんの”取らぬ狸の皮算用”だね。マスクチャンは、トランプ大統領のアメリカ経済のリセッションもいとわず、アメリカファーストを実現する命を担って、シャカリキになっていることだろう。


でも、イーロン・マスクちゃんが思っているようにことが進めば良いですが、”やぶへびを突っつく”ことにならなければ良いんですねぇ・・・


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