身体が反応してしまうんです
雨が降りそうな雰囲気の空がひろがっている。予報でも、昼からは雨が降るそうだ。なんだか、晴れと雨の周期的な天候となっており、気候的には春といえそうだ。当分は、高気圧と低気圧が周期的に訪れることなんだろう。
昨日の金曜日は、週に一度の卓球のレッスン日。ようやく春めいてきた気候のなか、朝一から体育館へ向かった。先週までの冷たさが嘘のように、暖かい日差しの中を体育館へ向かっていった。行く道すがら、梅の花がすっかり満開にちかい華やかさで、咲き誇っているさまを見ながら、歩いていくのも気持ちが良いものだ。
おかげで、体育館につく頃にはすっかりと身体は温まっている。腰に不安を抱えている身としては、しっかりと身体を動かす準備をしておくことも重要である。
今日も最初のレッスンは、生徒同士でのフォアの打ち合いから始めた。今日は、新しい??生徒さんが2名来ているみたいで、そのうちの一名と打ち合うことになった。中学生のころに卓球をしていたらしい。
半世紀ぶりの卓球なんだろうけれども、さすがに身体は覚えているようで、きちんと球を返していただける。σ(-"-) なんて、まだまだ4か月目の初心者なので、こちらの方が恐縮することが多い。3年間の部活をしていた相手の時間と、4か月間の週一の練習時間を比較すると当然のことだろうと、自分なりに納得してしまう。
その後、コーチと一対一で、バックハンドの打ち合い練習を教えてもらった。これまでは、バックハンドはどちらかというと、球にあてて少し上に持ち上げるようにして返していた。これを、まっすぐ前に押し出すようにして、低く相手側に返す。3球続けてクロスに返した後、4球目をコースを変えてストレートに返す。そして、コーチが打ち返して来たら、それをフォアでもいいので受けて返して、ラリーを続けるというものだった。
最初は、卓球台の面と並行の高さで前へ突き出しているつもりでも、どうしても上に向かっているようで、オーバーしてしまう。しかし、徐々に慣れてくると、卓球台の高さと平行した高さにまっすぐに突き出せるようになってきた。しかし、続けていくとだんだん力が入って、オーバーすることがある。
この練習をしていて、なんとなく要領が分かってくると、それなりにクロスからストレートに持っていき、その後も続けられるようになる。しかし、ストレートに返した球をコーチから打ち返されると、どうしてもフォアでの返しが早くなってしまっていることを指摘される。もう少し、フォア側の足に体重を乗せてゆっくりと待っているようにしなければならないそうだ。これが、なかなか難しい。卓球の打ち合いの速さの中で、待つというのは、頭では分かっていても、身体が反応してしまって待てないのだ。こればっかりは、練習を繰り返して身体に覚えてもらうほかなさそうだね。
その後は、生徒同士での練習となる。今日は、コーチからバッククロスへロングサーブを出して、その後はランダムに打つという練習を課題として指定された。普段、バック側へのロングサーブなんて出さないし、その後はどこに球が来るのかわからないので、あたふたとする。それでも、なるべく続けられるように、お互いに工夫しながら練習をした。球の来る場所がランダムなので、いつも以上に動き回ることとなった。
そんなわけで、今日も良い汗をかくことができた。朝から、ウォーキングを兼ねてしっかり歩けたし、卓球ではびっしりと汗が出るほど動き回れた。普段の運動量よりもはるかに多い運動をすることができたと思う。上手くなれば、もっと卓球が楽しくなるんだろうな。もっとも、今でも充分に楽しんだけれどね。
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