ゲンをかつぎすぎてないですか

 この日曜日には最大寒波がやって来るらしいが、こちらの地方では少し寒さがゆるんでいるようだった。それが、昼過ぎから一転して雲が出て来て、寒さが増してきたようだ。どうやら、朝方は天気が下り坂に向かう前の、ひと時の穏やかさだったようだ。さぁ、明日にかけて、寒波襲来へとむかう週末の土曜日になった。今年は、旧暦でみると年明けから寒波の襲来となり、波乱万丈の年を暗示しているのか。それとも、災禍はこの天候で流されて、平穏な年となるのか?


このまま、ゆっくりと春に向かってくれればいいのだけれども、そうもいかず、何回かは寒さがぶり返してくるんだろう。

♪♪♪

春になれば ほんの 少し

素直に ぼくら

生きて 行けるはずなのに

春は そこまで

    ♪♪♪


旧暦って、近頃はほとんど耳にすることも、目にすることもなかった。今年は、JALからの大判のカレンダーも来なかったし、TDLのカレンダーも頂けなかった。もらえた大判のカレンダーは、お寺さんからの年末のごあいさつでいただいたものだけとなった。

このカレンダーには、珍しく旧暦と24節気が丁寧にも書かれている。昔のカレンダーには六曜が書かれたものが常だったけれども、近頃はそれも見なくなった。そして、あんまり六曜を気にすることもなくなっている。


今どきは、お葬式の時くらいは六曜を気にするくらいかな。(結婚式も気にする人はいるみたいだ。)

そのかわりと言ってはなんだけど、近頃は”一粒万倍日”を宝くじに絡めて喧伝している。みんなが一粒万倍日で宝くじを買っても、当たる人の数は決まっているのに、何故か多くの人がこぞってこの日に買うように煽られている。

そんなんで宝くじが当たるのなら、世の中宝くじの当選者であふれかえっちゃうわ~~


大体、宝くじは法律でも還元率を50%未満に抑えられていたはずだ。夢を見るとか、希望に胸を膨らませるためということも否定はしないけれどね。

ちょうど今は、受験シーズンだ。受験生の多くは、ゲン担ぎや神頼みに暇がないのかもしれない。σ(-"-) のように高齢者になると、あまりもうゲン担ぎをすることもなくなった。昔は、それこそイロイロとゲン担ぎを考えていたけれども、この年になるとなるようにしかならんと思えるようになった。(ちょっとは、気にしているけれど・・・)

ゲン担ぎのいちれいとしては、「困難な局面に直面した時は、”ピンチ”とは言わずに”チャンス”という」とか、「仕事がうまくいくように、トイレや玄関を毎日掃除する」とか、「ご縁を呼ぶために、常に財布に五円玉をいれておく」とかあったなぁ。

σ(-"-) の業界の先人たちは、トイレ掃除のことをよく言っていた。なんだか、宗教じみてて、ちょっと怖かったよ~

近頃は占いや運勢についても、都合の良いところだけを読んで、あとは忘れ去っている。あんまり、ゲン担ぎをして生活が縛られてしまうのはどうなのかなぁ。そんなことより、今できることを精一杯努力してやり続けることの方が、夢には近づきやすいんだと思っている。

ただ、堅実過ぎても面白味がないので、すこしは回り道しながら人生を楽しめたら、いいよね。後から振り返ると、山や谷も人生の味になっているって思えるんだよなぁ~

もっとも、これは年を取ってからの感じ方で、若いころはそんな悠長なことはいってられなかった。コンを詰め過ぎずに、ゆっくりと周りの景色を楽しめるよう、ひとやすみが良い結果をもたらすこともあるよ。


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