お・も・て・な・し?
昨日の雨空から一転して、太陽のでる晴れた冬の日となった。しかしながら、吹く風は強く体感温度は非常に冷たく感じる日となった。なんだか、突風のような強い風となっている。
世間では、漁船が転覆して乗組員の数名が行方不明のままとなっている。真偽のほどは定かではないけれども、イワシ漁でイワシが取れすぎたために船が傾いて転覆してしまったらしい。近年、イワシは不漁が続いていて、大衆魚のイワシも高級魚になるのではないかといわれていた。そのイワシが豊漁というか船が傾くほど多く取れてしまったとか・・・何事も、ほどほどにしておかなければ、大変なことになるというメッセージかもしれない。
なにしろ、近頃の人々はほどほどとか、程度というものを知らないような気がする。自分だけ儲かればよいと、欲をかき過ぎているのではないだろうか。人間、ほどほどの状態をどう保つかということを覚えてこなかったのかもしれない。
日本昔話でも、一人欲張ったためにえらい目にあった話は山とあったはずだけど、近頃はそんな話もする人もいなくなったのかもしれない。自分だけ良ければ、自分だけ儲かればよいなんて思っていると、とんだしっぺ返しを天から食らうことになるって、覚えておかないとね。
株の世界でも、「頭と尻尾はくれてやれ」っていう格言が残っていたはずだ。自分だけが儲かればよいのではなく、みんなも儲けて自分も儲かるというのが良いんじゃないかね。商売でも、”己の儲け”だけを気にしている店は、そのうちお客が来なくなり閑古鳥が鳴くようになるのは、これまで何回も見てきた光景だ。
年金生活って、仕事はしていないから給料も入って来ないし、生活費は下がらない中で、資産を増やすことはとても難しいのです。だけれども、そういう時に限って美味しい話を持ってくる人が後から後からやってきます。まるで、おいらの欲ボケた懐をめがけたように・・・
でも、そんな美味しい話には裏があるっていわれています。というか、「おもてなし」の気持ちなんですなんて、表が無いんだからウラバッカリっていうことなんだよね。一攫千金なんてうまい話には乗れません。
〇〇さんがいいから、信頼しているから、〇〇さんお墨付きの情報だから、って目先の自分に都合のよい解釈で浮かれて投資をしていると、根こそぎ持っていかれて、詐欺だ~・騙された~ってなる。自分の分析もせずに、他人を鵜呑みにしてはいけないんだ。みんながそうしているからではなく、自分の視点と分析が頼れる唯一のものなんだよね。老後の虎の子、「取らぬ狸の皮算用」にならないように、大事な虎の子は自分で守っていきたいものです。もらった年金で生活できるように、生活を見直すようにしときます。(キッパリ)
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