定価ってなんだろう

 これまで、暑い暑いと言っていたのが、一気に寒くなった。衣替えの方はなんやかんやと言いながらも済んだんだけれども、身体の方はそうは簡単にはいかない。暑い日々に慣れていただけに、一気に寒くなっても身体機能として、寒暖差に追いついて行けていないのが実情だ。

徐々に、身体が慣れていき夏の身体から冬の身体へとなってきた、64年間の慣れ親しんだやり方が今年にはない。一気に身体を気温に合わせろと言われても、なかなかできるものではない。そういう意味では、四季というのは身体が気温に対応していくのに非常に優れているものだと実感できる。

そうは言っても、今年は一気に寒くなったのだから、四の五の言わずに、なんとか慣れていくしかない。



洗面化粧台のリフォームについて、予算が非常に高くなることに腰を抜かしていた。金額を考えると二の足を踏むのだが、かといってリフォームしなければならない事実にはかわりはない。

そんなこんなの思案の日々の中、昨日から近所のTOTOショールームでイベントをしていることをネットの情報で知った。前回とは違う業者さんのイベントということだ。前回の見積り概算がとってつもなく高かったので、他の業者さんはどうなのかと午後から出掛けることにした。

きれいなショールームで、まずは浴室のリフォームについての説明をうける。その後、洗面台のリフォームの説明と、流れるような手順で物事は進んでいく。きれいな実物を見ながら、そして実際に触ったり試したりができるので、リフォームのイメージがしやすい。

リフォームするとこうなるのだろうな、こんな製品がいいよな、ということがおぼろげながら見えてきた。こころ ウキウキ ワクワク 頭の中では妄想が踊りだしている。



そして、妄想から現実に変える時が来た。いよいよ相見積もりを出してもらう時間となった。カタログの定価を見ると浴槽は100万円越え、洗面台は30万円越え、これにフローリングに壁紙、電気工事等々となるので、やはり前回の見積もりと同じくらいの約200万円くらいになるのだろうと、頭の中で算盤を弾いた。

そして、出てきた見積額は・・・・なんと、前回の見積もってもらった見積額の

半 値 近い額でした。

♪♪♪

景気をつけろ 塩まいておくれ

半値だ 半値だ 半値だ 半値だ

それ それそれ お祭りだ

見積もりすんで 日が暮れて

冷たい風の 吹く夜は

見積もりながめる おじさんと

カタログみている おばさんの

ほんに せつない ためいきばかり

いくらなんでも 高いよね

いくらになるか 後の祭りよ

♪♪♪



えっえっ~~、そうなの、えらく頑張った数字を出してくれましたね。イベントだから頑張ってくれたのか、このあたりが相当な金額なのか、どうもよくわからない。

それにしても、カタログの定価って・・・なんなんだろう。この定価で買っている人っているんだろうかと、ちと疑ってしまった。別に型落ちとか、在庫処分でもないし、B級品とか訳アリとかでもないのにね。

う~~~ん、正札定価販売の世界が当たり前と思っていたけれども、こういう商品は相見積もりをすることがやはり必須だよなと 心の中でテイクノートしておいた。リフォームとなると内装にも関わるし、リフォーム後はある程度の期間生活をすることになるので、工事の出来栄えや手抜きがないことも重要となる。これでまた、検討することがふえてしまった。今回のリフォームはこの先どうなることやら・・・

老い先短い爺さんとしては、どこかで決断して前に進まなければならないんだけどね。



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