富岡八幡宮界隈
昨日は東京マラソンが行われました。清澄通り沿いに住んでいるので、一カ月ほど前から、東京マラソンへの協力のお願いが来ていました。曰く、当日は清澄通りをマラソンランナーが走るために開放します。ついては、午前9時から午後2時までの間、歩行者を含めて清澄通りは横断できませんとのことでした。
そして、一昨日には清澄通り沿いには「4日~5日にかけて路上駐車禁止」の張り紙が道路沿いに立てかけられていました。さらには、近所の公園数カ所には臨時のトイレらしきものまで出現しています。東京都あげての一大イベントとして、恥じない万全の体制がとられています。
5日の朝起きると、マラソン日和の曇り空です。そして、清澄通りには朝の8時過ぎからボランティアの方々が規制線を張り巡らしています。どこからきたのか、ボランティアの方々は続々と集まり、大声をあげて作業を進めています。当然、警察も動員されています。
森下の交差点なんか、機動隊のバスで封鎖をしています。
まだまだ、スタート前なのに準備は万端で、あとはランナーが駆け抜けるのを待っているような状況です。そうこうするうちに、ランナーが走ってきました。
こうなると、ここら辺に住んでいる人は14時まで清澄通りを境に、行き来することは非常に困難です。なんとか、地下鉄の通路を使って東西を行き来しなければなりません。ということで、5日は清澄通りの東側だけを探訪してみました。
新大橋通りから信号二つ分くらい南に下って、髙橋商店街へと向かいます。日曜日は歩行者天国となっている商店街で、「のらくろ」がトレードマークの場所です。子供たちは普段車が通っている道路を遊び場にしてのびのびと遊んでいます。
歩行者天国のキリまで歩き、ココから再度南に向かいます。少し歩くと「深川西橋」へと差し掛かります。
ここには、巨大な魚のモニュメントが目印となります。
ここから、まっすぐ南へと歩いていくと途中「深川大黒天」が左手に見えます。この「大黒さま」を見ながら、さらに南へと足を進めると門前仲町の富岡八幡へと続いていきます。
かつては、富士山を模したお参り場があったそうですが、今は昔の模様です。
ここまで歩いてきて、空模様が少し怪しくなってきました。マラソンを走っている最中は、曇り空でマラソンをするには最適の天気でしたが、この時間になってポツポツと雨が落ちてきました。今日は、この辺りで探訪は切り上げることとします。
この辺りも、表通りとは違って、深川から門前仲町にかけてのかつての面影がそこかしこに見受けられる場所ですので、いちど足を延ばしてみるのも楽しいかもしれません。
浄めたる手水にうきし花ひとつ指に聞こうる春のうぶごえ
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