両国界隈の散策

  東京に転勤となって、年末年始を含め引越のドタバタもようやく落ち着き、生活のペースもこなれてきました。12年ぶりの東京となると、さすがに街の様子も様変わりをしています。

 かつて、知っていた風景とは異なるので、見るもの聞くものすべてが新鮮な感じがします。ときどき、墨田区や江東区、中央区辺りを散策しながら、東京の下町の風情をお届けできればと思います。

 まずは、現在の住居を中心に両国界隈を散策していきます。二橋通りを北に向かって進んでいきます。二橋通りは通称「清澄通り」です。この清澄通り南北に走っていますが、幹線道路で交通量が多く、いろいろなお店があり、結構にぎわっています。「清澄通り」南に行くと門前仲町方面へとつながっています。この辺りは、隅田川や堅川に挟まれて橋が沢山付けられています。かつて、橋が付けられていないころは、渡し船でこれらの川を渡っていたた事でしょう。

 さて、本日は北の方へ足を向けます。千歳橋を渡り首都高速を超えた辺りを西の方へ歩いていくと、赤穂浪士で有名な「吉良邸裏門」そして「本所松坂町公園(吉良邸跡)、「吉良邸正門跡」と続きます。

 閑静な住宅街に、時代の名跡がひっそりと佇んでいるという風情が驚きであり、歴史の一瞬をより身近に感じられる空間です。

 









吉良邸の説明によると、・・・・引用・・・・

旧本所松坂町(両国3丁目)吉良家上屋敷は広大で、東西73間(134m)、南北は34間(63m)、坪数2,550坪と記録されています。

現在、吉良邸跡として残る本所松坂町公園は、当時の76分の1にすぎません。

地元両国3丁目町会有志会が発起人となって、邸内のいわゆる「吉良の首洗い井戸」を中心に土地を購入し、昭和93月東京市に寄附しました。

毎年1214日義士討入りの日には、地元義士会によって義士祭が、その日の午後には同じく吉良祭が盛大に行われています。




 



吉良邸の周りというか、吉良邸跡前に「大川屋本店」さんという歴史ある和菓子屋さんがあります。「吉良まんじゅう」、「隅田川もなか」などがあり、甘さ控えめでとっても美味しいです。

両国界隈で、タイムスリップしたみたいに、ゆったりとした時間が流れている空間に浸るのも良いのではないでしょうか。



 




ここから、さらに北に足を向けると京葉通りへと出ていきます。この辺りは、赤穂浪士や義士関係の名跡が沢山ありますので、ぜひ両国方面に来る機会があれば足を延ばしてもらいたいところです。


静寂に吉良邸の壁ただ白く北からの風義士の足音


今回の歩数   14,550歩(う~ん、なかなか良い運動となりました。)

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