地球の身震いが増えてきた

 台風18号が沖縄と奄美大島を直撃した。この台風は風台風のようで、瞬間風速50メートルを記録しているようだ。こんな暴風が吹くとなると、想定外の大きな被害が出ていることだろう。被災された方々のご無事を願いたい。



一昨日、バヌアツのボンバイエ火山が大規模噴火をした。かつて、フィリピンのピナツボ火山が大規模噴火をした時には、火山灰の影響で飛行機の航空ルートの変更を余儀なくされたことを思い出した。火山灰がエンジンに入り込むと、墜落する危険性もあることだろう。たかが、火山灰と思うかもしれないけれども、ガラス質を含んだ火山灰は大変厄介なものだ。


かつて、σ(-"-) は鹿児島県に3年間ほど単身赴任していたことがある。事務所の前には、桜島がそびえており、窓からは額に入ったかのような桜島がはっきりと見えたものだった。この桜島は100年以上前に大噴火を起こして以来、大噴火は発生していない。そのため、マグマ溜りには相当量のマグマが溜まっているといわれていた。

そして、この桜島は現在でも毎日のように噴火している。それも、1回や2回ではない。数10回は噴火している。現在の火口口は鹿児島市から見ると、大隅半島側にある垂水の方のはずだった。それでも、噴火するたびに火山灰が市内には降ってくることがあった。


観光で来ている人たちにとっては、大変珍しい体験で桜島から歓迎されているように感じている人もいたりした。しかし、そこで生活をしている人にとっては、火山灰は厄介者でしかなかった。朝、車に乗ろうとするとフロントガラスに火山灰が積もっていることは、毎日のことである。この積もった火山灰を取り除かないといけないわけだが、ガラス質を含んでいるため、ワイパーを使用して取り除くことは厳禁だ。そんなことをすると、フロントガラスがあっという間に摺りガラスに変わってしまうことになる。寝ている間に雨でも降ろうものなら、火山灰が重たくなってフロントガラスに張り付いてることになる。

また、洗濯物も外に干すことに躊躇してしまう。鹿児島在住の人たちは、結構外に洗濯物を干していることもある。しかし、単身赴任の身で、桜島が噴火しても洗濯物を取り込めないσ(-"-) は、部屋干ししないと洗濯物に火山灰がびっしりと付着することになる。

また、部屋を窓で閉め切っていても、どこからとなく(窓のアルミサッシを乗り越えて)火山灰が部屋の中に忍び込んでくる。少し掃除をさぼると、何となくザラザラした感じに部屋がなるので往生をした記憶がある。


お風呂場も、排水溝に火山灰が入り込みお風呂のお湯で泥状になってしまって、排水溝をふさいでしまい、水はけが悪くなってしまうこともあった。そのため、定期的に火山灰を処理することが必要になってくる。これらの、火山灰を廃棄するのにも、鹿児島市から支給されている黄色い袋の‘‘克灰袋’’で出さないといけないのだった。

当時の桜島の最大の噴火では2,000m級だったと記憶している。この程度の爆発では、たまりにたまったマグマ溜りを解消するほどのことはないとも言われていた。もう、鹿児島赴任当時から10年以上もたっているので、ますますマグマ溜りは大きくなっているのだろう。近頃、地球は頻繁に身震いをしているように感じる。大きな地震がマグマ溜りを刺激しなければ良いのだけれど・・・生活では難儀した火山灰だったけれども、観光客相手に火山灰の缶詰とかを売ったりしていた。(こちらの人は、それこそ売るほどあるので誰も見向きしていなかった。)それとか、灰干しにした食品を売ったりと、火山灰を生かした特産品づくりに暇がなかった覚えがある。

エルニーニョの関係なのか海水温が上がり、台風の規模は大きくなっている。そして、身震いをする地球のあちこちで、大きな地震が発生し、火山が噴火している。周期的な地球の動きとはいえ、これ以上の大きな身震いや、それに連動して火山の噴火が起こらないことを願いたいものだ。


コメント

このブログの人気の投稿

筋を通せば角が立つ

移転するんですって

来年のことを言うと鬼が・・・