シャインマスカットが狙われている

 南米大陸のコロンビアで、マグニチュード7越えの地震が昨日発生した。深度の深いところで地震が発生したので、遠くまで揺れがつたわっているようであり、広範囲での被害がでているようだ。暑い日々の中で、今回被災された方々のご無事を願いたい。





近頃のYahooニュースでよく見るのが、果物が収穫時期になって盗難されているという事件が多発しているということだ。先日は梨の収穫をしようとしたら、収穫期の梨を根こそぎ盗難されたというニュースがあった。農家の方は「心が折れた。もう農家をやめる。」と言っていた。そして、今度は‘‘シャインマスカット’’の収穫期にあわせて、こちらもすっかりと盗難されてしまったということだ。


シャインマスカットは、日本で作り上げた‘‘緑の宝石’’ともいわれる、高価な果物の代名詞のようなものだ。韓国や中国の方が勝手に苗をお国に持ち帰って、ブランドぶどうとして輸入していることは有名だ。農林水産省ではようやく重たい腰をあげて、こういった日本の財産を守る取り組みを始めたばかりだ。この、苗を密かに持ち出してあたかも自分たちが作り上げたかのように輸出している行為を聞くにつけ、ルールやらエチケットやらを無視した金儲け主義の態度には辟易としてしまう。

しかし、今回は自らが一年間かけて栽培することもせずに、人が一年間丹精込めて栽培した果物を、最後に根こそぎかっさらっていく。なんという、不届きものだろう。こういうニュースや転売ヤーたちのことを聞くたびに思うことが、フリマサイトが幅を利かせるようになり、簡単にグレーなものが売れるようになってしまったことも一因なのではないだろうかと思っている。フリマサイトは売る人と買う人に利便性がある面もあり、いまさらフリマサイトを禁止とかにはできないだろう。せめて、警察からの問い合わせには販売者の情報を即時に開示することを義務付ける必要があるだろう。さらには、その販売者の使用口座を停止するとか、凍結をするといったことができれば、犯人逮捕にもつながり、その後の犯罪抑止にもつながるのではないかと思う。


農家は策付け面積も大きく、防犯の対策を取ろうにも難しい面もあるのだろう。ましてや、真夜中に盗みに来られようものなら、防犯カメラにうつったにしても鮮明に顔を映し出すことも難しいだろう。どんな武器を持っているかもしれず、安易に盗難現場にいっても危険に遭遇する可能性がある。警察に通報しても、盗難している現場に間に合うほど至急に来てくれるとは想像しにくい。

そして、このような高価な農産物の盗難事件って、ひょっとすると盗難する側の人も同業者ということじゃないのだろうか。同業者というか、その農産物を作っている人ならば、当然販売経路もあり、自分が作った農産物ということにして売れば、足もつきにくいということがあるのではないだろうか。おなじ農業者が、他人を踏み台にして自分の利益だけを考えるというのであれば、なんとも世知辛い、悲しい世の中になってしまったものだ。消費者として、他人の一年間の労苦をなんとも思わずに、自分の儲けやら自分のためだけのことを考えている人からは買いたくはない。


自分の労力は最小限にして、ズルをしてでも儲けは最大にすることを容認するような社会にはなってほしくない。なんだか、近頃の大学受験でもハイテクを駆使したカンニングやら、代理受験で合格を勝ち取ってしまえばよいと安易に考える人が増えてきてしまっている。チートで安易な考え方が増えてきているのではないだろうか。むかしは、結果も大事だけれども、そこに向かって行う努力やら過程がもっと重要であった。他人任せで結果だけを享受していても、なにも自分の身につくことはないって思わないんだろうか。その時は得をしたと思っても、犯罪がバレて捕まってから後悔しても何にもならないよ。

ひとつ、人の世の生き血をすすり

ふたつ、不埒な悪行三昧

みっつ、醜い浮世の鬼を 退治てくれよう  桃太郎侍

昔から、‘‘後悔先に立たず’’っていわれてるんだから。もっと、まっとうに生きなさいな。



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