迷走する全日空
台風が去った後、ようやく青空が顔を出した。昨日までの梅雨も用途は打って変わって、なんとも夏のような雲が出ているではないか。もう、季節は夏の準備を着々としているんだな。そういえば、太陽の光も真夏のようにジリジリと照り付けてきている。梅雨明けまで、もう少しとでもいうように、季節は着実に進んでいるようだ。
全日本航空の上級会員向けのサービス改悪について、ネットを中心に批判が殺到している。そういえば、そろそろ株主総会も控えているので、この批判は現経営陣には目の上のたんこぶにもなっているのだろう。現在、上級会員となっている顧客の人達が、今後もラウンジやら優先搭乗等のサービスの維持をするのに、カードで年間300万円以上の支払い実績が必要となるというものだ。このANAによる改革に対して、あまりにも多くの批判が集中しているようだ。
そのため、経営陣は改定内容の見直しを行い、再度今年の9月末までに新たな改革内容を発表するということで、お茶を濁した。
いやぁ、一旦企業として決定した内容を、世間の受けが悪そうだからと再度改定するなんて、最低の経営者やなぁ。経営者の判断がぶれてどうするのよ。そんなもんは、決定する前に精査に精査を重ねて、万善のモノを世に示さないと企業としての信頼をなくすって、分かっていないんだろうなぁ。これも、記憶だけの偏差値が高い、挫折をしたことのない自称エリートさんたちが、泥にまみれることを嫌って世間受けを気にし過ぎてんだろうなぁ。
とにかく、出張が多い人は結構上級会員になっていることが多い。そのおかげで、出張のたびにANAからのラウンジやらその他のサービスを享受できて来た。しかし、それが年間で300万円のカード決済が要件として加わると、途端に上級会員を維持できなくなる。ANA側としては、飛行機運賃をカード決済してもらえれば良いと安易に考えたのだろう。しかし、出張族の多くのチケットは、企業カードで決済されているのが近頃の風潮だろう。個人の決済を可能にしているのって、もはや中小企業位のもので、大手では不可能になっているのではないだろうか。出張族からは、今回の改定は改悪そのもであり、自分たちのステータスを剝奪する悪法でしかないのだろう。そりゃ、ネットで批判の嵐となることは火を見るよりも明らかだわな。現状の出張族の決済の在り方も一顧だにせず、ラウンジが混んでいるから本当の上顧客だけにしようとした経営判断ならば、その判断を変えてはいけなかったことだろう。自分たちのほとほと愛想の尽きるような間抜けさを反省材料に、株主総会を迎え、来期以降の業績の責任を自らとるのが筋というものだ。それすらできずに、経営責任を放棄しているようでは、経営層を名乗る資格なんて一ミリもない。
ラウンジが混み過ぎという苦情が来た。ラウンジを本来の上得意に限定しようとしたら、会員からの苦情の嵐で仕事にならない。「進むも地獄、退くも地獄」、わかるかなぁ~、わかんねぇだろうなぁ~。





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