アメリカン・ドリーム(トリリオネア)

 中期の天気予報では明日からは雨のはずだったのに、今日の予報では明日も雨は降らずに晴れるそうだ。次は、土日が雨となるらしくて、それまではなんとか天気はもちそうなんだそうだ。今年の春先は雨が降らずに、水不足になっていたけれども、このまま雨が少ないままだと、また夏に水不足になるんじゃないかな。




宇宙開発事業の「スペースX」のIPOによって、イーロン・マスク氏は史上初のトリリオネアとなったそうだ。アメリカンドリームを地でいくような、夢のある話なんだろう。かつては、ビリオネラーと言われていたけれども、経済成長のお陰なのか、インフレのせいなのか、ドル高所以なのか、”トリリオン”ということらしい。移民であっても、アメリカで努力すれば”夢”がかなうという事を、体現してくれている人なんだろう。実力があり努力を怠らない人の中で、一握りの運を持っている人達は成功できるという”アメリカン・ドリーム”。この夢って、ここまで壮大な夢ではなかったろうに。


日本で聞くところでは、アメリカの経済格差は広がっているという事ばかりだ。富裕層の上位1割が富の全体の7割近くを保有し、下位半数の保有する富はたった3%にすぎないと報道されている。これってまるで、パレートの法則そのものみたいだな。

そして、このイーロン・マスク氏って、なんか胡散臭い。σ(-"-) のイメージでは、アメリカの富裕層って結構慈善事業が好きで、熱心にボランティアに打ち込んでいるように思っていた。しかし、トランプ政権発足時にこの人って、政府機関の解体を先導したんだよな。なんだか、かつてのドヤ顔をしていた頃の”レンポウ”ちゃんを思い出してしまったや。


テスラの時もそうだったけれども、今回のスペースXにしても事業としての将来性は大木のかもしれない。しかし、現状の巨額の赤字を抱えていること、黒字化には相当の時間がかかること、その事業の不確実性等が内在していることは良く知られているのではないだろうか。それでも、今回のIPOという密に群がる投資家たちの見果てない幻影による熱狂が作り上げたといっても過言ではないだろう。

どうも、彼の事業というのはその時々の走りのようなものを嗅ぎつけて、誰よりも早く事業化を進めているように思える。そして、当初は巨額の赤字であっても、その未来への投資として投資家を呼び込みながら事業を展開していく。最初の果実を受け取る時には、多くの果実を得られるのだろうけれども、その後の継続性は???どうなんだろう。競争が激しくなると、コスト競争にはついて行けない弱さがあるのではないかとみている。そして、運転資金とかは既に成功している著名な企業の買収によって賄っているというイメージがある。


そういう意味では、人々が思い描くであろう未来への壮大なビジョンを語る、「山師」とも見間違うようなスタイルだと思う。しかし、彼の語る夢物語に酔いしれて、市場の期待を煽るだけ煽って、技術の進歩を見せることについては長けているのだろう。一時の、幻のような夢に群がる投機を好む人によって生み出されるエネルギーは、図りしれないものとなっている。その夢が覚めた後も、果たして事業として成り立っているのか、それとも、たんなる駄法螺吹きで終わってしまうのか、非常に危うい橋をわたっているのだろう。それにしても、少し先を読む力とそれを喧伝して人々の好奇心を煽る能力は、常人とは程遠いモノであり、”アメリカン・ドリーム”を体現させるために生まれてきたような人だな。と、貧乏なσ(-"-) 老人のヒガミ根性で見ているのだった。できるなら、トリリオネアでなくてもよいから、せめて1万分の1でもよいから10000倍のひとがアメリカン・ドリームにたどり着ける社会の方が夢があって良いのになぁ、って夢のない話を夢見てしまう。

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