堕ちた偶像 その後
新しい気象用語が出来たそうだ。40度を超える日を「酷暑日」とすると、国土交通省の大臣が述べていた。日本もどんどんと厚くなってきており、従来の25度で「夏日」、30度で「真夏日」、35度で「猛暑日」だけでは済まなくなってきていた。昨年は、40度を超える日が続いたために、ついに公募により「酷暑日」を40度以上の呼び名とすることが決まったそうだ。
サントリーホールディングスのの元会長であった新浪剛史氏らが、麻薬取締法違反で書類送検されたという記事がYAHOOニュースに出ていた。サラリーマンから経営者へと抜擢されながら、ついにはサントリーという日本では有数の大企業のトップに上り詰めた方だ。そんな方の、典型的な高転びの転落劇ともいえる。
大企業の経営を担っているのに、あまりにも軽率な御仁ともいえる。なぜ、海外のサプリメントを常用していたのだろう。ご自分の会社でもサプリメントや健康食品を懸命に売っているのにそれには目もくれず、海外のモノにはしるとは。まさか、自社のモノは効かないのだと知っていて、売っているご本人がよく効く海外製品を使ってましたっていうのだろうか。そもそも、海外の製品にはグレーゾーンのモノも多く、日本の薬事法には認可されていないものも山のように転がっている。
そもそも、ローソンの社長になったあたりから、この御仁はおごり高ぶってしまっていたのかもしれない。そこをあまり身体検査もせず、サントリーが食いついたというところだろうか。ともあれ、経済同友会の会長をしている頃は、まったく人を人とも思わないような傲慢な言い方が目に付いていた。例えば”時給1500円を払えないような企業は淘汰されるより他ない”と、中小企業をバカにしたような発言をしていた。そして、現場で働いている人達を軽んじて”45歳定年制が必要”とか、自分以外の人はすべて歯車かコマのように見下している感じがして嫌だったことを覚えている。
おそらく、目先の短期的利益とご自分のポストと権力以外には全く関心がないのだろう。経営の大局観や永続的な発展という視点は持ち合わせていないに違いない。自分の利益のためならば、たとえ国がどうなろうが、働く人の生活がどうなろうが関係ないという独善的な考え方なんだろうな。その企業で育って、その企業をさらに大きくするという視点ではなく、渡り鳥としていいとこどりをしながら、”失敗は部下の責任、手柄は自分のもの”というとんでもない上司のスタイルを貫く、老害経営者でしかなくなってしまったな。
そういや、似たタイプに原田泳幸っていうオヤジもいたなぁ・・・もはや、昭和時代のスタイルは、時代の流れにそぐわないっていう事にも気づけない可哀そうな方々なんだろう。
今回、サントリーHDはロキソニンやルルの第一三共ヘルスケアを2465億円で買収するそうだ。サントリーも、洋酒や飲料メーカーから、サプリやら健康食品を目指して、いよいいよ医薬品の方に力を注ぐという事なのだろうか。まぁ、”酒は百薬の長”っていうし、本業みたいなもんか。そしてこんな、うっかりと海外のサプリメントを使用する御仁と縁が切れてよかったのかもしれない、パワハラに困っていたかもしれない経営陣は、心底喜んでいるかもね。






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