シナリオありきの消費税減税論議

 天気予報通りに、気温が上がっている。この3連休の前半は、季節外れの温かさとなるらしい。暖かい湿った風が入り込んでくるから、下り坂に向かうのかもしれない。雪崩やら、落雪の被害がないことを祈りたい。



消費税減税に向けて、国民会議を設置することとなっているらしい。しかし、そこに呼ばれているのは、国民民主党とチームみらいの会になっているらしい。中(華)道改革連合は声が得はあるようだけれども、参加に渋っているようでもある。そして、参政党には声掛けすら行っていないようである。このことに、参政党はいたくご立腹をしており、消費税減税そのものに反対の姿勢へと強硬姿勢を打ち出してもいるようだ。


自民党は、今回の選挙で三分の二を超える議席を超える大勝利をおさめ、いつもの傲慢な自民党の顔を復活させつつあるようだ。特に、参政党は自民党とかぶる政策が多いので、無党派層や保守層の受け皿として前回の参議院選挙まで躍進を続けていた。

自民党にとっては、目の上のたんこぶというか、目障りな存在ではあったのだろう。この際に、お灸をすえておこうという魂胆なのかもしれない。消費税の恒久減税を打ち出している参政党とはそもそも政策的にも合わないので、今回は意見を聞かないつもりで出席をさせないで会議の結論を取りまとめるつもりなのかもしれない。


国民会議とか、有識者会議とか、政府はアリバイ作りに会議をして、結論を持ってくる。しかし、それらの会議に出席しても、結論ありきの論議に終始しているとしか思えないことがある。それらの会議で、反対の意見を表明しても、「ご意見はお聞きします」が、「実はこのようなことがあり、そのご意見も既に検討したうえで提案」をしています。あるいは、「貴重なごいけんありがとうございます」しかし、「そのようなご意見も含めて、このような考えたかもありますが、そのご意見の問題点はこのようなところにあり、実施不可能かと存じます」と、出来ない理由を百出させながら、あらかじめ決められた結論にむけて会議を収束させていく。

有識者と言われる議長役の方も、事務方のシナリオに沿って会議をまとめることが求められており、シナリオ以外の方向にまとめるような人は議長にはなることもない。噛ませ犬的に異なった意見を述べさせ、活発に議論したかのように見えるけれども、おおむねシナリオに沿った結論に落ち着くのが政府の会議の流れである。


まったく、政府のアリバイ作りに利用されているとしか思えないのが、これら国民会議とか有識者会議とかである。これらの会議の進め方は、自民党がというよりも官僚たちの意向であると思われる。とにかく、官僚のトップが定めた方向に向けて、その部下たちが精緻にシナリオを作成し、その方向でまとめ切れる人を議長として据え付けているのだ。

おそらく、それらの会議に出た人は大きな壁の前に立たされた無力感と虚無感に絶望するだろう。決められた結論以外のできない理由を考え出し、その結論に向けた意見だけが正義である。そして、名誉とか官僚に覚え目出度い人たちは、嬉々としてシナリオの通りに演じて、引く続き会議の重要な役割を与え続けられることで、ご自身の専門家としての箔付けを行っていく。なんともバカバカしい結論をさも正論のように決め、自己保身をしながらご自身の権威付けを図っている。


おそらく、今回も結論ありきの会議に翻弄されるか、アリバイ作りの一端を担わさながら、連帯責任の道連れにされることなんだろう。そのピエロのような役割を誰にさせるのか、ちょっと傲慢になりつつある自民党のさじ加減がここでわかるのかもしれない。









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