風が吹けば桶屋が儲かる
昨日の雨から一転して、今日はさわやかな青空が広がっている。しかし、午後からはまた雨という予報である。春の天気は循環するといわれているけれども、一日での循環というのは珍しいと思う。もっとも、今回の雨の後はしばらくは晴れ間がひろがるようなので、ようやく春の陽射しのもと生活を送れるようになる。
トランプ大統領による相互関税の続きである。なんと、実施について90日間の猶予を設けると、大統領自らが言い出した。さらに、スマホやPC、半導体関連については相互関税から除外するとしている。
さすがに、相互関税によりアメリカ国債の利率が急騰した(国債の値段が急落した)ことを受けての判断なんだろう。株価は少々下がっても、外科手術による一過性のもので、その後は回復すると強弁していた。しかしながら、アメリカ国債の利率急騰については、さすがのトランプ大統領も看過できなかったようだ。
アメリカの市場が締まり、日本市場の営業時間内で、アメリカ国債が売られたようである。しかし、日本がアメリカ国債を売るなんていう事は、とてもじゃないけれどもできない。おそらくは、C国が保有しているアメリカ国債を大量に売却したのだろう。しかも、日本が売却したと思わせながら・・・
相互関税において、他の国は取引の余地を残しているけれども、C国だけは報復関税を逆手にとられ、さらなる上乗せの関税をかけられている。関税での仇を、国債で取ったともいえる。お互いに痛みを伴ったやせ我慢を続けているようだ。
C国はさらに、EU市場においてもアメリカ国債を大量に保有しているらしい。この先も、まだまだアメリカ国債の売却の動きには目が離せないようだ。
ところで、C国の方々はアメリカによる相互関税の回避を狙って、迂回先としての日本で法人を設立しているそうだ。道理で、C国の方が日本にたくさん入ってきていたはずだ。転売ヤーならぬ法人設立で迂回輸出をするらしい。これも、一種の転売ヤーなのか。
相互関税によって、C国関係の人たちが迂回先を日本とすれば、アメリカさんは今度は日本に対して取引なしの報復関税的なものを吹っ掛けてくる恐れも出てくる。こうなると、ただでさえ物価高の局面に、さらなる物価上昇要因が押し寄せてくる。とくに、食料を含めてインフレの嵐が襲ってくることになる。これでは、まるで”風が吹けば桶屋が儲かる”である。
日本政府も、このような迂回の事態に対して、きちんと把握をして対応をとるようにしてもらいたいものだ。C日本に入ってきて、関税逃れで日本を迂回しての輸出をするのならば、きちんと日本に経費を支払ってもらうようにしなければね。C国のせいで、日本がさらなる鬼のような関税をかけられて、物価高にあえぐようなことをしてはいけない。
この際、日本政府や政治家には、ぜひ法人税の引き上げを検討してもらいたい。赤字だって最低限の法人税を課して、行くことも必要ではないだろうか。そうすりゃ、税金逃れで当市ばっかりしているSBGの孫くんも、税金を払わざるを得ないようになるだろう。
法人税を企業からきちんと徴収し、その分を庶民に還元するような方策をぜひとも考えてもらいたいものだ。でなかったら、年金生活者は飢え死にしちゃいますよ~
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