負けに不思議の負けなし
4月の温かさとなっているらしい。確かに、暖かい。今日などは、コート要らずの気温だともいえる。このまま、冬から春へと一気に季節が変わるのかというと、そうは問屋がおろさない。あしたからは、またまた寒波が戻って来るらしい。奈良のお水取りが終わるまでは、こんな暖かくなったり、寒くなったりを繰り返していくんだろう。
中(華)道改革連合が死屍累々の大敗北を喫して、多くの方がその敗因を分析されている。大手のマスコミも、中(華)道改革連合が敗戦してからは、選挙前の報道はなかったかのように、手のひらを返して批判を繰り返している。政治評論家たちも、臆面もなく中(華)道改革連合批判に余念がなくなっている。
政治評論家というか、選挙の分析をする人たちは、常々野党が与党に選挙で勝つ戦略を述べていた。曰く、自民党の得票を分析すると右側の人の票は持ち論だけれでも、真ん中あたりの感覚の人の票を取り込んでいるので強いんだそうだ。結構ウィングが広いのだそうだ。そこで、野党(当時の民主党や新進党やら民進党)が自民党に勝つには、ウィングの左側だけの得票に頼っていても勝てないという分析だった。ウィングの真ん中あたりの立ち位置に付き、真ん中あたりの感覚の人の票を自民党と二分する。そして、左側の人の票を獲得していければ、自民党とはいい勝負ができるというのが分析の要点だった。
一番ウィングの左側にいる人たちは、共産党やら社民党に投票する。しかし、左寄りの真ん中の人たちの票を取り込むことが肝要らしい。そして、同じく真ん中の右寄りの人たちを票田といてるのが自民党なんだという分析だ。もちろん、当時のことではあるが、一番右寄りの方たちは自民党票であった。
しかし、ここ数年をみていると一番ウィングの右の方たちは、自民党というよりも参政党や保守党へと流れていた。また、真ん中でも右側にいる人たち、すなわち自民党の大票田も、参政党や国民民主党に食われていた状況だ。一方、真ん中でも左寄りの方たちは自民党への批判票の受け皿として、立憲民主党への投票行動を行っていた。さらには、共産党等の連携によってウィングの一番左側と思われている人達は、自民党ではなく左に親和性があるという事で立憲民主党への投票行動にもつながっていた。もっとも、このケースでは真ん中あたりの人は共産党との連携に嫌気がさして、無投票という結果も引き起こしてプラスマイナスゼロからマイナス効果となって跳ね返ってきていた。この行動様式が投票率の低下と一年半前の自民党の負け戦につながったのだろう。
ここで、立憲民主党がもう少し分析をきちんとしていれば良かったのに、相も変わらず具体的な政策論議よりも、無駄な批判のための批判しかしない、決められない政治のスタイルを選択し続けた。その間、自民党は右側のFunを増やす手段として、安倍チャンに近しい高市氏を総裁として、なおかつ日本維新の会と連立を組んだ。もう、ウィングの右側の考え方の人を重視した盤石の布陣となったといえる。
こうなると、右側の票の多くは自民党へ回帰するのは当たり前だろう。参政党が伸び悩み、国民民主党もプラス1に押しとどめられた。ほとんどの右側の考え方の人の票を、自民党にまとめたようなもんだから、大勝ちすることがまさかではあるまい。
一方、立憲民主党は公明党と組んで、左側の考え方よりも真ん中よりの考え方を前面に打ち出した。しかし、このことは左側の考え方の人たちを幻滅させたのだろう。左側からの票は全く期待できない状況となった。なおかつ、真ん中と言いながら、ウィングの真ん中から右は既に票田としては期待できない状況へとなっていた。真ん中あたりの一番多い票田で自民党と勝負をかけることになったけれども、真ん中から右側は最早自民党の票田であり、真ん中も自民党が取り込みつつあった。となると真ん中から左側のリベラルと言われる層だけの表紙か期待できない状況に陥ったことになる。一番多いと思われた大票田が、実はそんなに多くの票が残されていない場所であったのだ。
しかも、悪いことに公明党やら立憲民主党の方々は、国会の質問等を聞いていても、どこの国の議員なんだろう。なんか、C国を利するために活動をしているんじゃないの、と思えるような議員が多すぎた。スパイ防止法にしても、反対するという事はC国のスパイなんじゃないの?と思われるような状況でもあった。あまりにも親C国派の議員が多くて、投票行動として中(華)道改革連合には向かわなかったというのが実態であり、負けるべくして負けたという事だろう。ほんと、負けに不思議の負けは無いんだなぁ。
今回は、自民党の解散戦略がドンヅバであたり、大勝利をおさめることができた。しかし、いつまでもこの状況が続くとも限らない。高市総理のこれからの行動如何によっては、期待が大きいかっただけに反動での離反も半端ないものとなってくる可能性もある。きちんと公約を守り切れるのか、組織の論理に押し流されて、またまたかつての軟弱な自民党に逆戻りするのか、ここが正念場なのかもしれない。まずは、食品を消費税から除外することを、「検討を加速する」だけで何もしなければ、そこから綻びは生じてくるのだろう。今困っている物価高による生活の困窮の救済に、速やかに対応できるのか、インナーや財務省に屈するのか。高市氏の本気度と将来を見据えた行動力が問われているといっても過言ではない。
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