転売ほど美味しいものはない

 転売ヤ~のご活躍が光っている。2024年に開発されて、今年はさらにバージョンアップした、ワークマンの”Xシェルター断熱α ギガパフダウンコート”が既に売り切れであることは、以前に書いている。この、”Xシェルター断熱α ギガパフダウンコート”をネットで検索すると、出てくる出てくる、これでもかと出てくる。


まずは、ヤフーのページから・・・

つづいて、amazonのページから・・・



ほんと、どれだけ買い占めて出品しているんだろう。9800円の商品を最高23,800円ってどんだけぼったくりするつもりなんだろう。最高値で販売している人は、14,000円も利益が出ることになる。これじゃぁ、売れたら転売ヤーちゃん大儲けできるじゃん。転売ヤー最高って笑いが止まらないよね。この転売を考え出した人は、今頃笑いを隠せないでホクホクしていることだろう。


自分では企画も、製造も、ましてやリスクすら取らずに、他人の褌で相撲を取っている、転売ヤーちゃん最高だね。転売ヤーちゃんが買い占めしているから、ワークマンのオンラインでは既に完売していて入荷の予定も立っていない。この商品を欲しい人がワークマンで購入することができない状況が起こっている。どうしても欲しい人は、上記のようなヤフーやamazonや楽天やメルカリで買うよりほかない。しかも、定価の数倍の値段であるにも関わらずにだ。

こうなると、ヤフーもamazonマーケットプレイスも楽天もメルカリも転売ヤーちゃんとグルになっているように見えてくる。正規店舗の商品を買いあさり、不当な利益を享受できるプラットフォームを提供することは、今の社会にとって必要なことなのだろうか。このようなプラットフォームがあるから、転売ヤーちゃんも大っぴらに買い占めを敢行し、自分たちの利益の最大化を図るのではないのだろうか。


ワークマンが必死で企画し、コストを極限にまで削減し、消費者にリーズナブルな価格で提供しようとしているのに、その恩をあだで返す”転売ヤーちゃん”最高だね。リスクなしの濡れ手で粟の大儲けができる、”転売ヤーちゃん”最高。本当に欲しい人に、正規店舗での購入を妨げる”転売ヤーちゃん”最高。社会の迷惑をかけているかもしれない”転売ヤーちゃん”最高。


正規店舗以外からの衣料品等の出品について、転売ヤーちゃん対策を厳重にしてもらいたいものだ。食品やら、医薬品などは、安全性の問題が含まれるだろう。そして、衣料品はいくら新品だといっても、正規店舗や正規企業と同等価格以上は”転売ヤーちゃん”商品と認定して、除外するなどマーケットの正常化に各企業(ヤフーやamazonやら、楽天やら、メルカリ等)は努めていただきたいものです。

昨年から、おコメが足りない足りないとなって、価格が異常に高騰した。その結果、今年は早めに集荷企業が高いお金を出しておコメを集めていたらしい。しかし、今年は豊作だったようで、市場におコメは多く出回るらしい。それでも、集荷したおコメが高いので、市場価格は上がったままである。そして、おコメの売れ行きは芳しくなくなっている。これと同じように、衣料品等も転売ヤーちゃんに鉄槌が下ればいいのに。まだまだ、今シーズンの冬物はプロパー価格で売れる最大商戦が控えていて、各企業しのぎを削っている所だろう。そんな時期に、欲しい人が欲しい時に手に入れることができない状況を作り上げている。

転売ヤーちゃんが、いまのところ衣料品関係のマーケットを破壊している元凶なのだろう。自分さえ良ければという考え方を変えないと、商売をしていても大きな成功は得られないんじゃないかな。というか、そのうちしっぺ返しを受けるんじゃないだろうか。なぜって、そこには商品への愛情がないからだ。商品を企画開発し、より良い商品をよりリーズナブルに届けたいという思いのあるヒトと、単に利益がでるモノとしてしか見ていないヒトとの違いがあるからだ。そして、この違いには永遠に交わることのない、深くて大きな溝が横たわっている。


たしかに、人気商品を見つけ出して転売ルートにのせれば、安易に利益がだせる。その人気商品をみつける情報を持っていることが重要なんだと、転売ヤーちゃんは言うに違いない。しかし、そこにはいかに良い商品をよりリーズナブルに消費者にお届けし、この社会を良くしていこうという崇高な理念はうかがえない。もっとも、こんなことを言っていても、負け犬の遠吠えと、聞く耳をもたないのが転売ヤーちゃんなんだろうけどね。








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