さつき晴れならず

 昨日、一日中降っていた雨が夜半にはようやく上がった。今朝は、昨日から一転して、気温が一気に下がって肌寒い日となっている。吹く風も冷たく、一日ですっかり様相が変わったかのようだ。




日本の10年物の国債における利率が2.1%へと上昇した。1999年2月以来の27年ぶりの高い利率である。日銀が利上げをしたのだけれども、それでも円安は止まる姿勢を見せない。以前の円安が片山財務大臣は、円安への動きに対して口先だけで介入をしているようだけれども、実際的に投機筋に対しての介入をする気はなさそうだ。どうも、このお人も自分だけが偉くて、周りは自分のいう事を聞いていればよいという、唯我独尊的な発想をしているように見える。


そもそも、骸骨植田総裁は「経済物価情勢の改善に応じて、引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していく」という発言をして、金利上昇の圧力を強めさせている始末だ。また、高市総理の掲げる”責任ある積極財政”という経済政策が、今の経済情勢に合っていないことや、来年度の予算が過去最高となることを踏まえて、国債依存度が高まることを見こされて、受給悪化への警戒感が一段と高まっていることに気づいていないのか。

いまや、日本経済は瀕死の状態にあるといってもおかしくない。日銀と政府の対応が致命的に遅れてしまったことが原因だろう。政府はポピュリズムにはしり積極財政に依存している、日銀は黒田バズーカ砲の出口戦略を先延ばしに延ばし、責任を取るのが厭なのか決断をしないことを良しとした。その結果が、円安が進行に進行を続け、国として静かに葬り去られようとしている。日銀は痛みを伴おうとも、低金利の社会から脱却への決断をしなければ、強制的に調整局面を迎えさせられることになるんじゃなかろうか。日本銀行は政府への忖度をすることなく、より踏み込んだ利上げを断行する必要があると思う。


金利をあげれば、円安の解消や物価高は落ち着く。しかし、住宅ローンを抱える人や、企業への投資、あるいはベンチャー企業を苦しめることになるだろう。しかし、金利を抑えたままならば、借り入れをしている人や企業活動は楽だろうけれども、円安による物価高は長期化し、賃金も上げ辛くなり、社会は分断化される。しかし、物価と通貨の不安定を取り除くことのほうが、多くの国民の理にかなうのであれば、日銀としては”泣いて馬謖を斬る”判断もしなければならないだろう。今は、政府と日銀が正反対を志向しながら、決断できない骸骨植田氏による中途半端な状態を続けていくことの方が、市場の不安を増幅させているということに、早く気づいてもらいたい。

写真修正が好きな片山財務大臣率いる財務省は省をあげて、なんとか通貨防衛と資本流出の抑制に全力を傾けてもらいたいものだ。片山大臣の、唯我独尊のプライドは必要ないから、この国を守る政策実現をしてもらいたいと、心から願っている。


ひょっとすると、円安をなんとも思っていないのかもしれない。どうも、自分は間違ったことはしていないし、これからも間違ったことはしないという、根拠のない自信に満ち溢れている。C国の掌で転ばされて、遊ばれていても、自分に変な自信があるから、見抜けないのだろう。どうも、軽々しい動きをし過ぎているように見える。先日も、国会の中で親C国の議員さんたちと、映画「黄檗」を鑑賞して挨拶にまで立っている。どうみても、C国の諜報機関の一部と思われても仕方ない方々に、上手く利用されていることにすら気づいていないようなおバ●さんになってしまっている。ひょっとすると、高市氏とは同床異夢であったりするのかもしれない。そして、足を引っ張るのは、こういう似非保守の方なのかもしれないなぁ。


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