イソジンはん、あなたが茶番劇だす

 昨日の午後から降り出した雨は、すっかりと上がってきれいな空が上空に広がっている。澄み渡っており、空の青さが目に沁みるようだ。さすがに、冬になると空気が乾燥しているからなのか、すみわたったようにすっきりと見えるもんだ。空気が澄みきっていると、気持ちも良くなる。



臨時国会が閉会となった。この国会の開会に先立って「維新の会」が自民党との連立をするのに、いくつかの外せない柱を立てていた。しかし、その柱も藤田共同代表が喋った後、イソジン吉村チャンがひっくり返したりしながら、当初のものとは似ても似つかないものになっていた。いやぁ、さすがは”維新の会”その場限りの取り繕いが最高にうまい。

当初は、政治改革において、特に”政治とカネ・企業団体献金問題”をあげていたはずなのに、一丁目一番地は議員削減に変わっていった。もっとも、「維新の会」は副都心構想が本命であることは疑う余地もない。そもそも、大阪都構想をかかげ住民投票を2度も行い、その都度、住民から否決されたにもかかわらず、三度の都構想への”信”を問うと万博の開催に合わせてイソジンちゃんはいっていたもの。ホンマに、あきらめずに初志を貫徹しようとする意志の固さは、尊敬に値するわ~




今回は、災害等におけるバックアップ機能を含めた”副都心構想”に、都構想をからめた「維新の会」の思惑が重なった。住民の否決による民意よりも、自分たちの利権が大事な「維新の会」とイソジン吉村チャン。自民党との連立のために、政治とカネの問題・企業団体献金問題をスルーさせて、議員削減が一番の課題であり、この国会で成立させることを約していたはずだ。その、一丁目一番地である”議員削減法案”はこの国会では成立をさせることができなかった。

あれだけ、イソジン吉村チャンは大見得を切っていたのに、成立しないことがわかると「国会は茶番です。結論を出さないんでしょ、どちらも。そんな国会、まっぴらです」と吐き捨てた。そんなに怒っている風情なのに、高市総理と面談すると破顔の笑顔でシレーっと来年の国会に先送りすることに、あっさりと合理をしている。ポーズはつけても、連立のうまみから外れることはできなくなった「維新の会」。ほんま、へたに正体を隠さずに、自分たちの狙いを明かすやなんて、ほんま正直な人たちやなぁ。


そもそも、この臨時国会で”政治とカネ”の法案を阻んだの「維新の会」そのものだった。維新の会が賛成すれば実現したはずなのに・・・そもそも、「議員定数の削減」も「政治とカネの問題」も自民党はやるはずはないと「維新の会」は重々承知しているので、これらの法案の実現ができないようにしているだけではないのかな。表面上は「維新の会」は身を切る改革に踏み込んで、「やってまっせ~」というファイティングポーズをアピールすることに専念しているようにしか見せるなんて、イソジン吉村はんホンマに名優でっせ。

そやけど、「国会は茶番」って国会で論戦を張っている党の代表が言うたらあきまへん。自分の考えが通らんかったからって、八つ当たりのように批判するのはあまりにも無責任でっせ~。とにかく、世間の目を欺いて自民党と連立するために、大義名分で掲げた錦の御旗である「議員定数の削減」じゃない。とにかく、初期の目的の政権につけたんだから、まずは一里塚を達成したと評価したらよろしおま。


本気で「国会は茶番」だって、イソジン吉村はんが思うんやったら、さっさと連立政権から離脱したらよろしおますのに。ついでに「維新の会」の代表も辞任するべきとちゃいますか。「維新の会」の議員さんたちは、政党助成金ももろうてはりますやろ。そいでもって、秘書を使って”公金還流疑惑”の動きもされてまっしゃろ。おまけに、政策費をキャパクラやらショーパブやら、私費で払うべきお金までして気に流用したお人もおられまっしゃろ。なんか、マスコミの前だけで吠えているイソジン吉村はんって、何様のつもりでいらっしゃいますのどすやろ。ほんま、人間の表裏を隠すことなくみせてくれはるイソジン吉村はんって、ほんま素直なお人ですなぁ。

自分らも、同じ穴の狢やから政治とカネの問題には突っ込めないんやね。大阪の方々も、そろそろ気付かれた方が、ええんとちゃいますか。



コメント

このブログの人気の投稿

移転するんですって

名店が帰って来た Me B.B.Q

痛恨のミス こちらが正真正銘のMe BBQでした