口先だけで繕う方々

 ようやく、東北地方で出ていた「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が終了の時期となった。雪が降り、寒い最中に被災された方々もようやくホットしたのではないだろうか。まだまだ、注意を要する日は続くことだと思うけれども、なんとかご無事でいていただきたいものです。

先日は、”維新の会”の奥下議員さんが、政治資金でキャパクラやショーパブに行っていたことを書いた。そんなもんは、自腹で行くべきだと思っている。しかし、さすがは”維新の会”である。共同代表の藤田チャンは言うに事欠いて、なんとも訳の分からん弁明をしていた。なんと、「女性の接待を受けるクラブは不適切だが、さまざまなロケーションがある。一概に駄目だとは言えない」

もう、「身を切る改革」なんざ”絵にかいた餅”、お題目に過ぎないことを共同代表の藤田チャンが暴露しているようなもんじゃない。この藤田チャン、還流疑惑の張本人だし・・・記者会見では、開き直りの逆切れアンチャンになっちゃうし・・・困った、いや正直で自分の不正すら天下に明かそうと明確にしてくれる、心広いお手本のような出来た人やわ～

言い訳に、ロケーションとか言っていますけど・・・あの～税金から出ているお金を使いこんどいて、何を面白くおっしゃっているのでしょうか。（キャパクラやショーパブとかを含めた）クラブは論外だけど、スナックは構わないって、なんでなんでしょう？スナックでないとできない打ち合わせってどんな打ち合わせなんだろう？是非ぜひご説明を願いたい。カラオケでうるさいスナックやら、カウンターやらで、どうやって打ち合わせしたんだろう。ママさんや女性陣も、隣にはつかないもの、常にそばにいますよね。

どうも、この藤田チャン「身を切る改革」とか言いながら、税金を自分たちのポケットマネーのように考えているに違いない。だから、身を切る改革をしてお金を浮かして、自分たちが自由に使えるお金を増やそうとしているんじゃないの？そんなことを、明らかにして自分たちのしたことを白日の下に晒してくれるなんて、なんて素敵な方なんでしょう。”維新の会”を解体するために、ご自身の屁理屈を天下に晒してくださる尊いお方ですな。

キャパクラやショーパブに行ったお金を、政治団体から出しているような議員さんは、あなたは疑惑にまみれている状況なので、まずは”李下に冠を正さず”でありまするよ。収支報告書を誤っていましたと訂正して隠すことではなく、その身をもって反省しなはれや。議員だから後出しジャンケンで訂正してお終いではなく、潔く自分の行いを反省する意味でも辞職をして、二度と議員の美味しい汁を吸わないところに行ってくださいな。

藤田共同代表サマ、人様の税金を使っていながらどうして許容領域を、自分の都合で勝手に線引きできるのですか。クラブは論外で、なんでスナックならば打ち合わせをすることもあるという、そのご自身の勝手な論理の説明をお願いしたいものでありまする。それを、国民が納得できるとお思いなのでしょうか。国民の義務であるという税金は、あなた方のポケットマネーではありませぬぞ。「身を切る改革」って国民の身を切るっていう意味なのでしょうか。

うすうすと気づかれているとは思いますが、”維新の会”は表面だけのきれいごとを口走り、”減税”や”年収の壁”といった、今本当に国民が必要としている政策をことごとく壊してきたのでありまする。この政党は、やはり自民党の補完勢力であったのですな。だから、裏金の追求や利権の追求といった、金権政治との決別をするような政治改革には消極的になるんですね。本当にわかりやすい行動をしているのは、崇高な行動基準の元でのことと言えるんでしゃろなぁ。ホンマに、素晴らしい政党さんですなぁ。