スポンサーには逆らえない

 三連休がようやく終わったと思ったら、また週末は三連休となる。今年の9月は三連休が連続するようなめぐり合わせだ。10月にも三連休が控えているし、11月にも2回も三連休がある。今年は、本当に三連休が多い年だと思う。




近頃、急に薬物疑惑の渦中の人”新浪剛史”氏の報道がドンドンと入ってくるようになった。これまでは、サントリーHDの会長ということで、マスコミもスポンサーさんに忖度していたのか、全くと言っていいほどニュース記事などは皆無だった。それが、サントリーHDの会長を辞めた途端、もうスポンサーさまでもないのでと、忖度なしにニュースにしているのだろう。


こういう、わかりやすい手のひら返しをするマスコミって、本当に信じられない。強いものには巻かれまくって、弱いものには正義の面して相手を思いっきりひっぱたく。えらそうなことをいうマスコミ程、弱い者いじめしかしていない。これでは、子供が見ていても、弱い者いじめをしていいのだと、誤ったメッセージを発信してしまっているのだと思う。

そういえば、旧ジャニーズの問題の時も、ジャニーさんが生きている頃は、各マスコミ共に示し合わせたように口をつぐんでいた。ところが、英国BBCが報道してからは、手のひらを返したように、マスコミはこれまでの取材のネタを元に、ジャンジャカ報道を解禁した。今回の”新浪剛史”氏についても、サントリーHDの会長の頃には物言うプロ経営者として絶賛していたかのように見せながら、”新浪氏の怪しい噂”については触れることは一切なかった。旧ジャニーズの時に、マスコミの忖度という事が大きな批判の材料であったにも関わらず、相変わらず”忖度”を止めることはできていなかったのが、マスコミである。


小学校の頃、社会科の授業で第二次世界大戦を引き起こした過程に、新聞等の大本営発表による報道が問題だと教えられたような気がする。戦後、マスコミ(当時の新聞)は生まれ変わっると誓って報道に携わっている。”ペンは剣よりも強し”なんだとも教えられたような気がする。しかし、今度はスポンサー様という資本の論理に忖度という態度で偏向したニュースしか出せないのであれば、やっぱりマスコミはかつての歴史から何ら学んでいなかったという事でしかない。資本家やスポンサーに都合の悪いことについては、書けない、書かないで、これで本当に言論の自由があるといえるのだろうか。単に、日本軍がスポンサーに代わっただけで、マスメディアの死を意味しているのかもしれない。




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