しょぼい物価高対策
臨時国会で予算委員会が開かれている。政権与党である自民党と維新の会は、国会議員の数を削減することと物価高対策を検討しているところだ。そのなかで、消費税率に引下げ、もしくは食品の消費税0%は検討したけれども、行わない方向が見え隠れしている。
総理大臣の答弁で「消費税の変更を行うとレジの対応が1年ほどかかるので、物価高対策としての即効性がないので・・・」という事をいっている。あの~、レジの問題って、そんなのありえないでしょ。増税するときは、レジがどうのなんて言わず、有無を言わせずに上げましたよね。それも、10%に一気に引き上げるのは影響が大きいからとか言って、段階を踏んであげませんでした?その時に、レジが対応できないなんて言っていましたっけ?
そんなに、レジが対応できないようなシステムではないと思うけどな。どうも、できない理由をレジに押し付けて、「ほら、時間がかかるでしょ、だから消費税を下げるのはあきらめましょ」ってアリバイ作りに使っているとしか思えない。そもそも、軍事オタク石破クンの国会答弁の時も「レジが・・・対応できない・・・」って言っていたけど、あの時に消費税を下げるって決断していれば、もう今頃はレジ対応もできていたはずじゃないの?なんだか、消費税を下げる方法を考えるんじゃなくて、できない言い訳ばかりを四の五の言っているようにしか見えませんけど・・・
だいたい、消費税を上げる時でも今日言うて明日から実施するなんてありえない。少なくとも1年程度のアローワンスを持っていたはずだ。だから、最後の最後で駆け込み需要が発生し、その後数か月は買い控えが発生していた。同じように、消費税を無くすにしても、おそらく周知するための期間を設けるのではないかと思う。その場合には、最初に買い控えが発生し、消費税が下がったり撤廃されて瞬間から駆け込み需要が発生し、経済が回りだすのではないだろうか。お役人にや議員の人は、とにかく面倒でなく非難の矢面に立たなにように、できない理由だけを優先しているとしか思えない。
軍事オタク石破クンも、最初は消費税撤廃論を展開していたが、ヒョットコ親父ににらまれて、すぐに撤回しちゃった。おかげで、石破オロシの風に巻き込まれ、あえなくというか、不本意ながらの退陣においこまれちゃった。今度の総理大臣も、総裁選辺りまでは消費税撤廃論を繰り広げていたのに、またぞろヒョットコ親父の顔色をみて、消費税撤廃論を引っ込めてしまったようだ。これじゃぁ、軍事オタクくんの二の舞にもなりかねない。ここで、決断すれば、国民の後押しを受けられてのに、もったいないことをしでかしちゃったなぁ。おまけに、商品券でお茶を濁すような答弁では、せこすぎますな。これでは、規模も効果も段違い、経済成長の起爆剤には到底なりえないよな。
税金を取るときは容赦なく、取れるところから、きっちりと取る。そして、税金を下げようという話になると、減収分の財源をどこから融通するのかという論議になる。増税するときには一切財源の話なんかでてこず、即時に決めているのに・・・
σ(-"-) 達、庶民は政府のATMじゃないんですけどね。
少ない年金から、市民税はきっちりと取りに来るし、健康保険料、介護保険料と、社会保険もきちんと取りに来られる。で、裏金議員さんたちには税金を取りに行ったって聞いたことがない。記載ミスですっていうことで、終わっているようにしか聞こえてこない。自分たちの仲間にはやさしく、収入の把握が簡単なサラリーマンには厳しく取り立てる。まるで、悪〇金●会社さんみたいな公務員ですな。これでは、総理大臣サマもヤルヤル詐欺の一団に組み込まれちゃったのか。しっかりしてもらいたいもんです。



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